井の中の蛙からの脱却を
第1位=ケンブリッジ大学、第2位=ハーバード大学、第3位=マサチューセッツ工科大学、第4位=エール大学、第5位=オックスフォード大学。
東京大学は25位、京都大学は32位です。
これは何かというと、Quacquarelli Symonds社が発表した2011年の世界大学ランキングです。
研究力、就職力、国際性、教育力などを下に、総合的に評価されるもので、近年、東大は30位前後で推移しているようです。
技術立国日本の「最高学府」が30位です。
国際性や研究力でポイントを落としていると考えられますが、世界レベルで見ると、東大など取るに足らない存在である事が分かります。
この順位を見ると、欧米の大学がリードしているようですが、アジアなどの新興国も凄い勢いで追い上げています。
理系の世界最高峰、ノーベル賞受賞者を多数輩出していることで有名なのは、マサチューセッツ工科大学(MIT)ですが、インドではIIT(インド工科大学)が超エリート校として知られています。
インドでは、「IITに合格出来なかったので、MITに行く」というのも珍しい話ではないそうです。
こういう状況であるにもかかわらず、書店に行くと「東大生が○○○」、「東大式○○○」という書籍が多数見られます。また、テレビでも「東大生タレント」の類がチヤホヤされています。
これを見ていると、日本人として情けない気持ちになります。
世界が見えていない。井の中の蛙を脱却する気配が無い。
「東大が一番」この思い込みを変えなければ、グローバル時代の企業、ビジネスマンは、競争力を保てないのではないでしょうか。
さて、日本と海外の大学で最も差が激しいのは何でしょうか。
まず一つ、英語力が上げられます。欧米はもちろん、アジア、南米の一流国は、洩れなく英語を使いこなし、難しいディスカッションをこなします。
これに比べて東大生はどうでしょうか?せいぜい、TOEIC700点だとか800点だとか言っているレベルですね。
これでは、海外の人間と話をして、自分の意見を明確に伝える事が出来ないのは明らかです。
現在、ビジネスの場では、革新的なものの考え方が求められています。それには、自分自身で考えることが重要です。自分の考えを他者に伝え、他者の意見を吸収し、磨き上げていくことも大切です。
そのためには、どのような能力が必要なのか?どのような教育が必要なのか?
東大を筆頭として、日本の大学は、十分な環境を提供出来ていません。
いつまでも「東大」を目標にしていては、世界に取り残されてしまいます。
視野を広げて生きる必要が有ります。